荷台の低床化_フラットベッドセミトレーラー
難易度:★★★
タミヤのセミトレーラーはどれも、実車のセミトレーラーと比べ腰高な印象を受けますよね。そこで、荷台を低床化することでその違和感を取り除こう!というのがこの作業の目的です。荷台を製作しつつ低床化を行っていきます〜☆
当たり前ですが、シャーシを延長していますのでノーマルのフラットベッドの床板では長さが足りません。
ピッタリの長さのアルミ平板をオーダーメイドしてもいいのですが、どうせ見えなくなる床板なので継ぎはぎで製作します。購入してきたのはご覧のアルミ平板。ちなみにこのサイズで980円也。
アルミ平板を切り出し、シャーシとドッキングさせます。ここで、キットとは異なる取り付け方をします。荷台の低床化を行うためにシャーシと床板は皿ビスで固定!もう分かりましたね?床板に下駄(D8パーツ等)をはかさずに床板に直接木製フロアを作ります☆
皿ビスで固定するのですが、4箇所のビスは皿ビスで固定できません。それはカプラープレートを固定するビスですが、これはカプラープレート側から皿ビスを打ち込まないといけませんよね。そこで発想を変えて、5mmの大穴をこの4箇所に思いっきりあけてみます。
同じくC2、C5のプラパーツの穴も5mmに広げます。
5mmの穴をあけた理由はコレ!MB15ジョイントナットを使うためです。フランジナットでは床板に大きな突起ができてしまいますが、ジョイントナットを利用すると突起は1mm程度に抑えられます♪
こんなアルミ材を購入してきました。なにやら見慣れないアルミ材でしょ?アルミジョイナーというものらしいです。このヘンテコな形のアルミ材が今回のポイント、腰高な印象を解決するために必要な素材なのです。
このアルミジョイナーがフラットベッドの荷台フレームになります。10*2mmのアルミ平棒をはさんで、床板と写真のように固定します。荷台の下方向にフレームが回りこんでいるのが分かりますよね?
何故、平棒をはさむのかは後ほど。
フレームのトレーラー後部側。こんな感じになってます。
固定には、先日仕入れた超低頭ネジ(3*8mm)を使用しましたよ。
その接続方法はこんな切れ込みを入れ、ジョイントできるようにしてみました。
10*2mmのアルミ平棒をはさんでフレームを固定した理由がコレ。フロアの木をはさみこめるスペースを確保するためでした。
今回の目的が、腰高な印象を解決する荷台作りでしたが、いかがでしょう?タイヤとフレームとの距離があきらかに狭いですよね。なかなか良さげ♪
トラクター側もこんな感じのクリアランスです。こちらもなかなか良さげ♪
実車でよくみかける、断面がコの字型フレームを再現したい&腰高な印象を解決するという2つの要望をかなえるために、アルミジョイナーを使用してみました。みなさんもお試しあれ〜。
おまけ編。オフ会用にノーマルバンパーを取り付けてみました。
いよいよ床板張りです。床板を張ることで問題となるのが、ジョイントナット部分の出っ張り。そこで、その出っ張りを逃がすために木材側に加工します。これで回避可能です。ちなみに木材は900×2×10mmの桧工作棒というものを使用してます。
あとは木材を並べればOK!
木材は直接底板に並べています。こうすることで荷台の低床化を実現しています。
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