サイドガードの製作_パネルバンセミトレーラー
難易度:★★★
やはり、サイドガードがないとパネルバンセミトレーラーのお腹周りが寂しいので、製作していきます。サイドガードは加工経験を積むのにはもってこいの題材だと思います。さあ、あなたもつくってみましょう。
まずはサイドガードの顔とも言える部分です。10mm幅4本、20mm幅2本のアルミ平棒を使用していきます。どんな組み合わせになるか想像できますか?マーキングの写真にヒントが写っていますね。今回は端部を折り曲げ処理してみました。
さて次はサイドガードの支柱部分の製作ですが、その前に設計図を描くことにします。これを描くことによって必要なアルミの長さが把握しやすくなり、完成イメージもつかめます。
設計図から長さを割り出し、ようやくアルミを切り出せます。曲げ加工は気をつかいますね。変な曲がり方をすればやり直しです。万力にはさみ、気合一発!で曲げます。
そして、穴あけする箇所をマーキングし、ポンチを打ちます。マーキングは地道な作業で面白みがないですが、超重要!デキの良し悪しがかわってきますよ。
これは、支柱を補強する役割をはたす補強材です。もちろん設計図から長さを割り出し、曲げる位置まで割り出しますよ。どうです?設計図と同じ形になったでしょ?
穴あけ完了しました。かなりの数があるので穴あけの練習になりますよ。
フェイス部分は皿ビス加工することで、ネジの頭が飛び出ないようにします。高級感でます?
各パーツが出来上がればあとはくみ上げるだけ。やや歪みもありますが、許容範囲です。
フェイス部分の固定は2mm皿ビスを使うことにしました。固定はご覧のように2mmナットです。緩まないかチト心配。
これは何だと思います?実は、サイドガードの台座です。シャーシ延長部(アングルを逆に取り付け箇所)により段差ができているので、それを回避するものです。
固定は、底板に直接とりつけます。ガッチリ取り付けるためにここは3mmビスを使用します。
台座をかましてサイドガードをガチガチに固定します。
取り付けるとこんな姿に。んー?変則的な幅にしたためかサイドガードが道路わきのガードレールっぽくみえますね。
サイドガードはこれで完成です。今回は変則的に幅の違うアルミ棒を使用しましたが、これはこれでアリかなと思います。もう少し下方向に長さがあってもよかったかな?
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