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ウイング開閉装置

 次の作業は、ウイングを電動で開閉させるための装置です。ウイング自体の製作がほぼ終わりましたので、ウイング開閉の心臓部の装置を製作という、いよいよ最終段階に入っていきます。お見逃しなく!

ボルボFH12ウイングの開閉をさせる心臓部の装置をタミヤから発売されているウォームギアボックスに決定しました。
ギア比も2種類選べるみたいなので、ウイングのアルミ重量を支えきれると思います。
ギアボックスの大きさがおおきな問題となりそう・・・。

ボルボFH12まずはウイングを開閉させるアームを10mm幅のアルミ平棒で製作します。中央が支点となるための4mm径の穴で、両側は3.2mm径の穴です。

ボルボFH12強度を確保するため、2枚重ねで使用します。支点穴からの距離が短いほうの穴(テコの原理を利用します)にピロボールを取り付けします。このピロボールを介し、ウイングへロッドを繋ぎ開閉させる計画です。

ボルボFH12支点となる穴にダンパーカラーを挿入します。当たり前ですが、ここが回転中心になります。

ボルボFH12アーム&ウイングを支える支柱をかなりの強度が必要だと思われるのでアルミ角パイプで製作します。

ボルボFH12アームの取り付けは、長いビスを片側から差込み、反対側は3mmロックナットでビスが抜け落ちないようにしています。

ボルボFH12シャーシへの取り付けは、20*40mmアングルを介して行います。支柱をがっちりと固定します。

ボルボFH12ようやく登場!ウイング開閉の心臓部分を組み立てました。3速ミッションに比べればチョロイもんです。
左右別々に開閉可能にするため2つ使います。何故かモーターの色が違います。

ボルボFH12心臓部分もアングルへと固定し、開閉ユニットの大まかな形が完成。何パターンかユニットを試作しできるかぎりコンパクトにしましたが、荷台部分を圧迫しそうです。

ボルボFH12アームとウイングをリンクさせるロッド部分です。片方はある事情で曲げてあります。読み進めてもらうと「ある事情」が明らかになりますよ。

ボルボFH12ロッドをウイングに取り付けるため、皿ビス加工した穴を開けます。

ボルボFH12裏側はコレ。あのパーツだ!と思われた方も多いのでは?そうです、リアサスステーを流用しています。

ボルボFH12あとはロッドを段つきビスでとめればアームとウイングが連動します。

ボルボFH12ウイングを閉じた状態の開閉装置の様子。フラッシュをたいていないのでやや暗いですね。ご了承を。

ボルボFH12ある事情が登場しました。アルミ角パイプのフレームとまっすぐのロッドでは干渉してしまうことが発覚し、急遽曲げロッドと相成りました。

ボルボFH12次は、アームと動力部分とのリンクです。なにやら見慣れない糸のようなものが付いていますでしょ?とっても細い(直径0.45mm)ステンレスワイヤーを使用してます。

ボルボFH12モーターが回転すれば軸が回転し、ワイヤーが巻き取られる仕組みです。

ボルボFH12巻き取ったらこんな感じ。とめ具部分が邪魔ですが、100%必要なので仕方ないですね。

ボルボFH12ようやくウイングが自立し、完成!といいたいところですが、まだプロポでの制御ができていませんね。

ボルボFH12これが、プロポで制御するため考え出した最善?の回路図。
トグルスイッチでモーターの回転方向を制御し、マイクロスイッチで左右のどちらのモーターを動かすのかを制御します。あなたなら、この回路(スイッチ)をどうやってプロポで制御させますか?詳細は、広島オフで先行公開&後日、当サイトで写真付きでも紹介しますのでお楽しみに♪

ボルボFH12左右の切り替えスイッチがこれです。シフトサーボによりコントロールします。私のボルボはシフトサーボがミッションの後方へ移設してあるため、荷台下にスイッチをつけています。1速(レバーを左に倒す)にすると左側のウイングが開閉し、3速(レバーを右側に倒す)にすると右側のウイングが開閉します。

ボルボFH12ウイング開閉の動力源は単三電池2本です。ギアボックスのモーターが3Vまでしか対応していないため、このようにしてみました。

ボルボFH12これは、ステアリングサーボじゃないですよ。私のボルボはステアサーボも移設してあるため、ノーマル位置にオートサポートレッグ用の3CHサーボをここに搭載しました。3CHサーボでウイングの開閉モーターの正回転&逆回転(すなわち、ウイングを開ける&閉める)をコントロールします。

ボルボFH12スイッチとサーボの位置関係はこんな具合です。

ボルボFH12プロポの操作方法は、まずオートサポートレッグモードに切り替え、左のレバーで左右どちらのウイングを開閉するか決定します。左に倒すと左側のウイングが、右に倒すと右側のウイングが選択されます。そして、右のレバーで、ウイングを開ける(上げる)か閉める(下げる)かを選択します。※左右のレバー両方を操作しないとウイングは開閉しません。

ボルボFH12ウイング開閉装置にリミッタースイッチを取り付けるため、ウイング開閉装置の回路を再考します。今回考えたのが左図。左右ウイング、上下に4つマイクロスイッチを追加します。※リミッタースイッチとはモーターの回転を止めるスイッチのことです。

ボルボFH12赤で囲んだところにスイッチを取り付けています。

ボルボFH12リミッタースイッチが作動するとこのようになります。アームがスイッチを作動させることになっています。

ボルボFH12up以前から気になっていた箇所として、ワイヤーをかしめている留め具部分が邪魔でスムーズな巻取りができていませんでした。
そこで、留め具部分を上部に移設(ワイヤーの長さも長くする必要有)。

ボルボFH12up留め具部分が上部に移ったことによって、巻取り時に邪魔にならなくなります。最初から何故そうしなかったのかナゾです。

ウイング開閉シーン

 ムービーを再生するにはアップル社のQuick Time Playerが必要です。コチラで無償で最新版をダウンロードできます。また、ムービーは右クリックでファイルをご自身のパソコンに保存してごらんください。

ボルボFH12再生時間:50s
低画質版:約1.7MB

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